大自然の中でプレーするゴルフはとっても気持ちの良いものです。でも、ちょっとした不幸が重なると他人に大怪我をさせてしまったり、高価なゴルフクラブが折れてしまったりすることがないとは限りません。
例えば、ティショットが大きくスライスして隣のコースへ…。「ファー」と掛け声をかけたものの、運悪くそこにいた他のプレーヤーに直撃。
もし頭に当たったら命に関わる大問題です。後遺症が残るかもしれません。
こんなことはあって欲しくないですが、可能性はゼロではありません。傷を負わせてしまった相手には誠心誠意対応するとしても、最後はやっぱり損害賠償、つまりお金の問題です。
場合によっては数千万円の損害賠償になるかもしれません。
他人への損害賠償が必要な例
死亡事故につながるような深刻な事態でなくてで、ちょっと考えただけて以下のようなリスクが挙げられます。
- 素振りをしていたら近くの人に当たった
- 打った球が人に当たった
- 乗用カート運転中に人にぶつかった
- 乗用カート運転中にコースから外れ転倒した
- 他の人のクラブを踏んでしまい曲がった
実際、僕も乗用カートでひかれそうになったり、友達が運転する乗用カートが植木に突っ込んだりしたことがありました。
また、隣のコースから飛んできたボールが僕のすぐ近くに落ちたこともあります。
いずれも事故やケガにはなりませんでしたが、単に運が良かっただけとも言えます。リスクはどこにでも潜んでいます。
ゴルファーならゴルフ保険や個人賠償保険に入ろう
ひとたび事故になれば数千万円の損害賠償になりかねません。そんな時に備えて入っておくと安心なのがゴルフ保険です。
ゴルフ保険ではゴルフの練習中やラウンド中の事故やゴルフ用品の破損などの不測の事態で生じた金銭的な損害を補償してくれます。
ゴルフ保険以外でも、自動車保険、医療保険、クレジットカードなどに付帯する保険でゴルフ保険と同等の補償をしてくれるものもあります。
一例として、ゴルフ保険、医療保険の付帯保険、クレジットカードの付帯保険の保険金額、補償例を比較して見ましょう。
ゴルフ保険 | 医療保険 (個人賠償特約) |
クレジットカード (ゴルフ特約) |
|
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保険名 | 楽天ゴルフ保険 (標準コース) |
けんこう共済 (日常生活サポート) |
JCBカード (ゴルフプラン) |
月額料金 | 430円 | 600円 (家族も補償) |
370円 |
障害死亡・後遺傷害保険 | 100万円 | ー | 100万円 |
携行品損害 | 10万円 | 50万円 | 10万円 |
個人賠償責任 | 1億円 (日常生活も含む) |
3億円 (日常生活も含む) |
1000万円 (ゴルフのみ) |
ホールインワン費用 | 10万円 | 30〜50万円 | 10万円 |
公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP |
もし、ご自身や親が電機連合に加盟している会社員であれば、「けんこう共済の日常生活サポート特約」が最もコストパフォーマンスに優れています。
なんと言っても月々600円で家族全員の補償をしてくれるわけですから。しかも、ゴルフに限らず日常生活全般の補償をしてくれます。
僕はけんこう共済に入っていて、もちろん「日常生活サポート特約」をつけています。充実した補償内容ですが、まだ一度も利用したことがありません。
ゴルフ保険単体で入りたい人は楽天などのゴルフ保険に入ると良いでしょう。楽天ゴルフ保険なら月々430円でゴルフだけではなく、日常生活の偶然な事故に関する個人賠償を補償してくれます。
例えば、自転車で他人にケガをさせてしまったり、他人の物を壊してしまったりした時などです。
また、こんな人もいるかもしれません。
「明日、ゴルフに行くけど保険に入ってない〜!」
こんな時は、前日でもインターネットで申し込みできるJCBカードのトッピング保険(ゴルフプラン)で対応可能です(対象はJCBカードを持っている人のみ)。
まとめ
「自分は事故に合わない自信があるからゴルフ保険なんていらないよ!」と思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
ゴルフでの事故は誰の身にも起こり得ることです。
いざ事故が起きてしまった時に莫大な損害賠償で一生を棒に振らないためにも、ゴルフをするときにはゴルフ保険、もしくは個人賠償保険に入っておきましょう。
月々数百円で安心が得られれば安いものです!
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