ゴルフ初心者が最低限これだけは知っておきたいラウンド中の9個のルール

ゴルフを始めて数ヶ月も練習すれば、ボールもそこそこ前に飛ぶようになってきます。そうなれば、コースデビューも目前です。大自然のコースに出れば、打ちっ放しでは味わえないような開放感、爽快感を感じることができ、より一層ゴルフが好きになることと思います。

でも、ちょっと待って。ゴルフに限らず、スポーツにはルールは付きものです。野球でもサッカーでも、基本的なルールを知らなければプレーすることはできません。

ゴルフというスポーツは「クラブでボールを打ち、いかに少ない打数でボールを穴(ホール)に入れるかを競うスポーツ」です。やることは単純ですが、他のスポーツとはルールの考え方が違います。

ゴルフのルールの基本的な考え方は「これをやったら◯◯罰打」というように、罰として打数を余分に加算するときの条件を定めているのです。

一体、どんな時に「罰」を与えられるのでしょうか? これを知ることがゴルフのルールを知ることになります。

それでは、ゴルフ初心者が最低限知っておきたいラウンド中の9個のルールを、イラストをふんだんに使って説明します。どれも重要なので、これだけは覚えてコースデビューするようにしましょう。

ルールに関して最低限知っておきたいゴルフ用語

ドロップ、プレース、リプレース

ゴルフのルールを調べていると、ボールを「ドロップする」「プレースする」「リプレースする」という言葉が頻繁に出てきます。いずれも球を地面に置く方法ですが、状況によってボールの置き方が違います。まずは、それぞれの言葉の意味を理解しておきましょう。

  • ドロップ:腕を伸ばし、肩の高さからボールを地面に落とすこと
  • プレース:ボールを地面に置くこと
  • リプレース:ボールを拾い上げて、同じ場所にボールを置くこと

なお、このページで出てるく言葉は「ドロップ」のみです。

1クラブレングス、2クラブレングス

◯◯レングスというのは長さを表す言葉です。「1クラブレングス」であればクラブ1本分、「2クラブレングス」であればクラブ2本分の長さです。

「1クラブレングス内にドロップ」と言えば、「半径がクラブ1本分の円の中ににボールをドロップする」という意味です。

ティーグランドでのルール

ティーショットを打つときのボールの位置

ティーショットを打つとき、ティーマーカーより後ろに球を置きます。でも、後ろすぎてもダメです。後方はティーマーカーから2クラブレングス以内です。

ティーグランドのボールを置く範囲
もし、範囲外からティーショットを打った場合、そのショットは無効で2罰打になります。そして、正しい場所から打ち直しです。

例えば、範囲外からティーショット(1打目)を打ってしまった場合、そのショットは無効になり、次に正しい場所から打つ球が3打目になります(範囲外からの打数はカウントしないので、2罰打+次の打数です)。

スルー・ザ・グリーンでのルール

スルー・ザ・グリーンとは、大雑把に言えばフェアウェイやラフのことです。

ボールがOB(白杭)ゾーンに入った

打った球が大きく曲がって白杭を超えてしまったら、それはOB(アウト・オブ・バウンズ;コースの区域外)です。この場合、1罰打を加算して元の場所①から打ち直しです。

OBの説明図

例えば、ティーショット(1打目)がOBの場合、次に打つ球は3打目です。

ボールが池(黄杭)に入った

打った球が大きく曲がって黄杭を超えて池に入ってしまったら、それはウォーター・ハザード(池ポチャ)です。この場合、1罰打を加算し、以下の2通りの場所に球をドロップして打ち直しになります。

ウォーターハザードの説明図

  • 元の場所①
  • ボールが黄杭を結んだ直線を最後に横切った位置(赤丸)とホールとを結んだ直線上の赤丸より後方の場所②

例えば、2打目が池ポチャの場合、次に打つ球は4打目です。

ボールが池(赤杭)に入った

打った球が大きく曲がって赤杭を超えて池や川に入ってしまったら、それはラテラル・ウォーター・ハザード(池ポチャ)です。この場合、1罰打を加算し、以下の4通りの場所に球をドロップして打ち直しになります。

ラテラルウォーターハザードの説明ず

  • 元の場所①
  • ボールが赤杭を結んだ直線を最後に横切った位置(赤丸)とホールとを結んだ直線上の赤丸より後方の場所②
  • ボールが赤杭を結んだ直線を最後に横切った位置(赤丸)から2クラブレングス以内③
  • ボールが赤杭を結んだ直線を最後に横切った位置(赤丸)と同じ距離の対岸(赤丸)から2クラブレングス以内④

例えば、2打目が池ポチャの場合、次に打つ球は4打目です。

ボールがカート道路に止まった

打った球がカート道路などの人工物に止まった場合、もしくは、スタンスやスイングにかかる場合、無罰で球を動かすことができます。

人工物からの救済の説明ず

球を拾い上げた後、人工物を避けることができ、ホールに近づかない一番近い場所(ニアレスト・ポイント(赤丸))を決め、そこから1クラブレングス以内(①)に球をドロップします。

人工物はカート道路、フェンス、木の支柱、マンホールのふたなどです。球を動かさずにそのまま打っても構いません。

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バンカー内でのルール

バンカー内には独特のルールがありますが、最低限、以下の2つを覚えておきましょう。

バンカーの説明図

クラブヘッドを砂に付けない

バンカー内でアドレスするとき(構えるとき)、クラブヘッドを砂に付けると、砂の状態をテストしたとみなされ2罰打となります。クラブヘッドは砂に付けないようにしましょう。ショットするときはヘッドを砂に付けて大丈夫です。

小石、木の葉は取り除かない

バンカー内の小石、木の葉、木の枝を取り除くと2罰打となります。タバコの吸い殻やビニール袋などの人工物は無罰で取り除くことができます。バンカー以外では小石、木の葉、木の枝は取り除いても大丈夫です。

グリーン上でのルール

ようやくグリーンにたどり着いても、安心してはダメです。グリーン上にも独特のルールがあります。最低限、以下の2つを覚えておきましょう。

外して置いてある旗竿に球を当てない

通常、一緒にラウンドしている全員がグリーン上に乗り、球がホールの近くまで近づくと旗竿を抜いてグリーンの外に置いておきます。

初心者はパターの距離感が悪いので、ホールを大きくオーバーして旗竿に当たってしまうことが稀にあります。そして、外してある旗竿にボールを当てると2罰打です。

外してある旗竿に球が当たる

もし、旗竿に当たりそうな場合は、一緒にラウンドしている人にどかしてもらいましょう。「ちょっと、ピン(旗竿)をどかしてもらえないでしょうか?」と。

球が動いている最中に許可なく旗竿を抜かない

通常、球がグリーン上に乗っても、球がホール(カップ)から遠い場合は旗竿は抜きません(ホールが見えないので)。その代わり、誰かに旗竿に付き添ってもらい、パッティングした後に球がホールに入りそうになったら旗竿を抜いてもらいます。

しかし、旗竿に付き添っておらず、球がホールに入りそうだからといって、パッティングした人に無断で旗竿を抜くと「無断の付き添い」となり、旗竿を抜いた人に2罰打となります。

球が動いている最中に旗竿を抜く

旗竿を抜くときは必ず付き添い、「お願いしまーす」とひと声かけてからパッティングしてもらうようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか。ゴルフにはこれ以外にもたくさんのルールがあります。いきなりすべてのルールを覚えることは難しいので、最低限これだけは覚えて、あとは実践の中で友達や先輩に教えてもらいながら、徐々にルールを覚えていきましょう。

ルールに従ってスムーズにプレーできれば「おっ、あいつ、なかなかやるな!」と見られること間違いなしです。ぜひ、基本的なルールは身に付けるようにしましょう。

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