最近では子どもの頃からゴルフをやっている方もいるかもしれませんが、多くの人は大学のゴルフ部、ゴルフサークルで初めてゴルフを身近に感じるのではないでしょうか。
私も大学に入って初めてゴルフに出会い、ゴルフ部に入りました。
でも、ゴルフってお金がかかりそうなイメージだし、実際にゴルフ部に入って何十万円もお金がかかるようだと、入部をためらってしまいますよね。
そんな心配をしている方のために、大学のゴルフ部で活動するのにどれくらい費用がかかるのか、私の実例で紹介します。
大学のゴルフ部の主な活動
大学のゴルフ部の活動は以下の通りです(私の大学の例です)。学業よりゴルフ優先です(笑)!
- ゴルフ練習場の球拾い(週3回)
- ゴルフ練習場での練習(週3回)
- ゴルフ場でのキャディー(週1〜2回)
- ゴルフ場でのラウンド(週1〜2回)
- 月例会(試合形式のラウンド)(月1回)
- 合宿(3泊4日)(年1回)
- 対外試合(年数回)
- 勉強会(週1回)
- プロゴルフトーナメントでのキャディー、スタッフ(年2回)
メインの活動は練習、キャディー、ラウンドの3つです。月例会や合宿では一日2ラウンド(36ホール)という、なかなかハードなスケジュールです。ゴルフ部の活動をより詳しく知りたい方は、こちらの記事(↓)をご覧ください。

大学のゴルフ部にかかる費用
ゴルフ用品の購入費用
ゴルフ部に入るのですから、当然、ゴルフ用品一式を揃える必要があります。
- ゴルフクラブ一式
- ゴルフバッグ
- ゴルフシューズ
- ゴルフボール
- 小物類(帽子、ヘッドカバーなど)
私の場合、入部した当初はゴルフクラブを友達から借りていましたが、入部1ヶ月後くらいに中古クラブを購入しました。最初はアイアンセットだけです。コースに出るようになったらドライバーとパターも必要です。
中古品の場合、ブランドや状態にもよりますが費用はこんな感じです。
アイアンセット(中古):1万円〜5万円
ドライバー(中古):5千円〜2万円
パター(中古):5千円〜1万円
中古品を購入する場合は、GOLF Partnerなどの、大手ショップを利用すると安心です。
すべて新品で揃えるとブランドにもよりますが、15万円〜20万円くらいかかってしまいます。
ゴルフバッグはスタンド式(脚付き)のセルフバッグです。ゴルフ部では自分でゴルフバッグを担いでラウンドするので、軽いナイロン製のセルフバッグを使います。
ただし、スタンド式は少しだけ重いので、私は最初の頃はスタンド無しの一番軽いモデルを使っていました。
ゴルフシューズは実際にゴルフ場に行くようになったら買います。打ちっぱなしで練習するときはゴルフシューズは不要です。スニーカーで練習します。
ゴルフボールは最初のうちはとにかく安いもので十分です。OB、池ポチャの連続で、「あっ」という間に無くなります。1ホールで5個くらい無くすこともあり、精神的によくありません…。
1ダース(12個)1500円くらいのボールでも高品質のボールがあります。例えばこちら(↓)のボールです。
- ゴルフクラブ一式:2万円〜8万円
- ゴルフバッグ:1万円
- ゴルフシューズ:1万円〜2万円
- ゴルフボール:3千円
- 小物類(帽子、ヘッドカバーなど):1万円
ざっくり10万円前後です。アドバイスとしては、1年くらいして少し上達してくると、自分にあった新しいゴルフクラブが欲しくなります。その時に新品のクラブを買うのが良いでしょう。私も2年目にクラブを買い換えました。
自動車の購入、維持費用
ゴルフ部に入ると自動車があると便利です。ゴルフ練習場やゴルフ場は郊外にありますからね。
私の大学のゴルフ部ではほぼ100%の部員が自動車を所有していました。もちろん、みんな中古の安い車です(中には金持ちで新車を買う人も…)。私は子どもの頃から貯金していたお年玉で、30万円の中古車を買いました。
- 自動車免許取得費用:25万円〜30万円
- 自動車:30万円(中古)〜200万円(新車)
- 自動車保険:10万円(年額)
- 自動車税:4万円(年額)
- 車検代:10万円(2年毎)
- 駐車場代:5千円〜1万円(月額)
- ガソリン代:5千円〜1万円(月額)
自動車は維持費用は年間で最低でも30万円はかかります。かなりの費用なので、よほど裕福な家庭でない限りアルバイトは必須です。私もかなりバイトで稼ぎました。バイトについては後で出てきます。

練習、ラウンド費用
ゴルフの練習(打ちっぱなし)やラウンドは一般的の人がやるとこれくらいの費用がかかります。
- 打ちっぱなし:1千円〜2千円/1回あたり
- ラウンド:1万円〜2万円/1回あたり
でも、ゴルフ部の練習やラウンドでは費用はまったくかかりません(私の大学の場合)。0円です。ここに私のような庶民でも大学のゴルフ部で活動できる秘密があります。最初に説明した大学のゴルフ部の活動の中に
- ゴルフ練習場の球拾い(週3回)
- ゴルフ場でのキャディー(週1〜2回)
がありました。「ゴルフ練習場の球拾い」をすることで、そのゴルフ練習場では練習し放題(週3回)でした。また、「ゴルフ場でキャディー」をすることで、そのゴルフ場で早朝と夕方は無料でラウンドできました。
費用面に関してはそれぞれのゴルフ部やゴルフサークルの事情があるので必ずしも0円とは限りませんが、違う大学のゴルフ部の人に聞いても同じような感じでした。費用面で心配な方は先輩やOB、OGに確認してみましょう。
- 練習費用:0円
- ラウンド費用:0円
- 月例費用:0円
- 合宿費用:0円
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大学のゴルフ部のアルバイト事情
大学のゴルフ部ではゴルフクラブ代や自動車購入費用、自動車維持費用がかかるので、アルバイトでお金を稼ぐことは必須です。
でも、安心してください。ゴルフ部にはとっておきのアルバイト先があります。ゴルフ場のキャディーです。
先ほど、大学のゴルフ部の活動で
- ゴルフ場でのキャディー(週1〜2回)
を挙げましたが、これ、アルバイトなんです。ということはアルバイト代がもらえます。
キャディーをして、無料でラウンドさせてもらえて、しかもお金までもらえる。夢のようなアルバイトです。
アルバイト代はゴルフ場にもよりますが、私の場合は拘束時間6時間くらいで日給9千円前後でした(時給1,500円くらい)。
だいたい月5回〜8回キャディーをしていたので、月収4万円〜7万円でした。これならゴルフクラブも買えるし、自動車も維持できます。
大学生であれば家庭教師など時給の高いアルバイトも他にあるので、アルバイトをしながらであれば、十分ゴルフをやっていけます。
ちなみに、私の場合はキャディーのバイトだけでした。
- キャディーのバイト:月4万円〜7万円

プロゴルフのトーナメントでの経験
大学の近くでプロゴルフのトーナメントが開催されると、近隣の大学のゴルフ部の学生が動員されます。私もキャディーやスタッフとして参加していました。
テレビに出るような有名なプロゴルファーのキャディーをしたこともありますし、スコアボード係、案内係、ロープ張り係など裏方として働いたこともあります。特にプロのキャディーは普段では絶対にできない体験なので、プライスレスです。
もちろん、プライスレスではなく、アルバイト代はきちんともらえます。だいたい5日間で5万円程度です。年2回で10万円の収入です。
- プロゴルフトーナメントのバイト:年10万円
まとめ
大学のゴルフ部、ゴルフサークルの活動はなんとなくわかって頂けたのではないでしょうか。
「ゴルフってお金がかかりそうなイメージがある」と考えていた人も、実はそうでもないと知って、ゴルフにより一層興味を持った方もいるのではないでしょうか。
大学生だけではなく、中学生、高校生もゴルフ部、ゴルフサークルに入れば同様の体験ができます。ゴルフは学生だけではなく、社会人になっても、会社をリタイアしても、末長くできるスポーツです。
このブログを読んで「ゴルフ部に入ってみようかな。」と少しでも思って頂ければ、とても嬉しく思います。ゴルフ最高!!!
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