ゴルフ練習場(打ちっ放し)で練習をして、ボールがそこそこ真っ直ぐ飛ぶようになってきたらコースデビューも目前です。
ゴルフを始めて1ヶ月くらいの人もいれば、1年経って初めてコースデビューする人もいるでしょう。
友達や先輩と一緒であれば心強いですが、ゴルフ場へは車に乗って一人で行く人も多いと思います。
一人で初めてゴルフ場に行く場合、わからないことがたくさんあると思います。
「どんな服装をすればいいの?」
「どうやって受付すればいいの?」
「何がわからないのかがわからない。」
そんな不安を取り除くために、初めてコースデビューする方に向けて、ゴルフ場の受付からラウンド終了までの一連の流れを説明します。
ゴルフ場には何時間前に着けばいいの?
ゴルフ場にはスタート時刻の遅くとも1時間前には着く必要があります。渋滞など不測の事態も考えると、スタート時刻の1時間半〜2時間前に着くくらいの余裕を持って家を出るようにしましょう。
もし早く着いてしまっても心配ありません。
ゴルフ練習場(打ちっ放し)で体をほぐしたり、パター練習用のグリーンで練習することもできます。
また、レストランでコーヒーでも飲んでゆっくり過ごすのも良いでしょう。そう考えると、むしろ早く着いた方がゴルフ場を満喫することができます。
- 遅くともスタート時刻の1時間前には到着
- 理想は1時間半〜2時間前には到着
ゴルフ場には何を着て行けばいいの?
ゴルフ場に行くときは服装に注意が必要です。ジーンズ、Tシャツ、トレーニーグウェアなどのラフな服装は厳禁です。
最低でもチノパン、ポロシャツなどのカジュアルな服装である必要があります。
超一流のゴルフ場などではジャケット着用が必須のところもあるので、事前にホームページなので調べておくと安心です。
服装に困ったら、ユニクロのチノパンとポロシャツで大丈夫です。
靴は革靴などが無難ですが、最近ではカジュアルなゴルフ場も増えてきているので、アディダスやナイキなどのスニーカーでも大丈夫です。ただし、サンダルは厳禁です。
- 服装は最低でもチノパンとポロシャツ
- 靴は革靴かスニーカー
なお、ゴルフウェアは高価なので、以下のサイトなどでレンタルするという方法もあります。
ゴルフ場には何を持って行けばいいの?
ゴルフ場に持って行くものは以下のものです。最低限これさえあればゴルフはできます。
- ゴルフ道具一式(クラブ、ボール、シューズなど)
- 着替え(シャツ、パンツ、下着類)
- 現金、クレジットカード
ゴルフ場に到着してからラウンド開始するまでにすること
それでは、ゴルフ場に到着してからラウンドを開始するまでにすることを、順に説明していきます。
ゴルフバッグを預ける
ゴルフ場に到着して最初にすることはゴルフバッグを預けることです。
車でクラブハウスの入り口に横付けすると、ゴルフ場の人が出迎えてくれてゴルフバッグを預かってくれます。
この時、ネームプレートが付いていないとゴルフバッグが行方不明になってしまうので、事前にネームプレートを付けておきましょう。
ゴルフバッグを預けたら車を駐車場に停めて、歩いてクラブハウスに向かいます。
受付をして、貴重品を預ける
クラブハウスに入ったら、手荷物(バッグやシューズ)を棚に置いて受付(フロント)に向かいます。
受付で用紙に住所、氏名などを記入すると、ロッカーの鍵が渡されます。手荷物を持ってロッカーに向かいましょう。
ほとんどのゴルフ場では、ロッカーに行く途中に貴重品を入れるためのセーフティボックスを設置しています。
車の鍵やお財布は使わないので、セーフティボックスに入れておきましょう。暗証番号は忘れずに。
ロッカールームで着替える
自分のロッカー番号のところでゴルフウェアに着替えます。靴もここでゴルフシューズに履き替えます。
着替え終わったら、プレーに必要なものだけ持ってロッカールームを出ます。
時間があればレストランでくつろぐ
もし早く到着しすぎてしまった場合は、レストランでコーヒーでも飲みながら一服するのもありです。
打ちっ放しで体をほぐす
ほとんどのゴルフ場には練習場(打ちっ放し)があります。体をほぐすためにも、練習場に行くことをオススメします。
ボールを出すためのコインはキャディーマスター室で買えます(代金は最後に清算するのでサインで買えます)。
体をほぐすことが目的なので、1コインだけにしておきましょう。1コイン20球くらいです。
なお、この時には自分のゴルフバッグはマスター室前にあ行、か行、さ行…の順に並べられています。
自分のバッグを探して、練習するクラブを持って行きましょう。AW、9番、7番、4W、1Wあたりで良いと思います。
パター練習をする
打ちっ放しで体がほぐれたら、次はパターとボール2〜3個を持ってパター練習場(練習グリーン)に向かいましょう。
練習グリーンはOUTコース、INコースのそれぞれにあるので、スタートするコースの方の練習グリーンを使います。
ここでボールの転がり具合を確認しておくと、本番のグリーンで苦労せずに済みます。
スタート前の準備
スタートの15分くらい前には自分のゴルフバッグはカートに載せられています。
スタート前にはゴルフ場の人がクラブの本数の確認をするので、一旦カートのところに戻ってクラブの本数を確認しましょう。
また、この時にティペグ、マーカー、グリーンフォークの準備をしておきましょう。
いよいよラウンド開始
さぁ、いよいよ待ちに待ったラウンド開始です。各組、おおよそ8分くらいの間隔でスタートして行きます。
もし、前の組がまだティグランドにいるときは、邪魔にならないように少し離れた場所で静かに待ちましょう。
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ハーフが終了して次のハーフ開始までにすること
9ホール(ハーフ)のラウンドが終了したらお昼ご飯です。早速、レストランへと言いたいところですが、レストランに入る前にもやることがあります。
シューズに付いた汚れを落とす
クラブハウスに入る前にはシューズに付いた汚れを必ず落としましょう。クラブハウスの入り口付近にエアーガンがあるので、それで汚れを吹き飛ばします。
クラブハウス内を汚さないためのマナーです。
お手洗いで身だしなみを整える
9ホール回り終わった頃には顔や手が汚れていますし、髪型も乱れています。
レストランに入る前に身だしなみを整えましょう。これもマナーです。
レストランで昼食をとる
レストランの入り口には帽子掛けがあります。必ず帽子を脱いで帽子掛けに掛けてからレストランに入りましょう。
レストランの席は基本的には自由です。しばらくすると係りの人が注文を取りにきます。
お昼の休憩は大体1時間くらいです。お昼過ぎのスタート時刻は最初のハーフが終わった時に誰か一人に紙で渡されます。
もし、自分が紙を受け取ったら一緒にプレーしている人にスタート時刻を伝えておきましょう。
パター練習をする
お昼を食べ終わったら、スタート時刻までパター練習をしましょう。練習グリーンは次のハーフを回る方を使います。
なぜ、お昼過ぎもパター練習をするかというと、午前より午後の方が土が乾いたり、芝生が伸びたりするので、球の転がり方が午前中とは異なる場合があるからです。
残りのハーフのラウンド開始
さぁ、残り9ホールのラウンド開始です。前の組がスタートして行ったらティグランドに向かいましょう。
ラウンドが終了して帰るまでにすること
ラウンドが終了すると、一旦キャディマスター室の前で後片付けをします。
ゴルフ場の人がクラブを拭いてくれたり、忘れ物の確認をしてくれますが、自分の荷物は自分で確認するようにしましょう。
クラブの本数確認をする
スタート前にもクラブの本数確認をしますが、ラウンド終了後にもクラブの本数確認をします。
すべてのクラブがあることを確認したら紙にサインするので、クラブの本数は間違えないようにしましょう。また、ボールやティペグなどの小物類も忘れないようにしましょう。
この時にゴルフバッグの引換券を受け取ります。帰る際にゴルフバッグを受け取る時に必要なので、無くさないように注意しましょう。
お風呂に入る
ほとんどのゴルフ場には大浴場があります。通常はロッカールームの奥にあるので、着替えを持って大浴場に向かいましょう。
ラウンドした後のお風呂は格別です。一日の疲れが吹っ飛びますよ。
会計をする
お風呂を済ませて身だしなみを整えたら、ロッカーの荷物をすべて持って受付(フロント)に向かいます。
途中、セーフティボックスに預けた貴重品を受け取り、手荷物を棚に置いて会計を済ませます。
ロッカーキーを受付の人に渡すと、昼食代などすべての利用料金を含めた精算をしてくれます。
なお、ほとんどのゴルフ場で支払いにクレジットカードが使えますが、どのカードが使えるかは事前にホームページで調べておくと安心です。
ゴルフバッグを受け取る
クラブハウスの出口付近にゴルフバッグの受取所があります。ゴルフバッグの引換券を渡してゴルフバッグを受け取ります。
これですべて終了です。後は車に乗って帰るだけです。帰りは疲れて眠くなるので、居眠り運転に注意して帰りましょう。
まとめ
初めてのゴルフ場はいかがでしたか。ゴルフ場での一日はこのような感じで過ぎていきます。
時間の目安としては、到着からラウンド開始までに2時間、前半のハーフが2時間、昼食が1時間、後半のハーフが2時間、帰り支度が1時間で、合計8時間くらいです。
初ラウンドの時はわからないことだらけですが、2回3回とラウンドをすることによって次第に慣れてきます。
その時に初めてゴルフの本当の楽しさがわかってくるでしょう。最初のスコアは散々かと思いますが、めげずに頑張りましょう。
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